環境ジャーナリスト・翻訳家、幸せ経済社会研究所所長、東京都市大学環境学部教授。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境問題に関する翻訳、執筆、講演、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例等を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
最近、あちこちで「エス・ディー・ジーズ」「SDGs」という言葉を聞いたり見たりすることが増えてきました。YouTubeには、ピコ太郎さんが「エス・ディー・ジーズ♪」と踊っている動画もあります。このSDGsとは何でしょうか? だれが何のためにつくったのでしょう? 私たちの暮らしとどのような関係があるのでしょう? そして、どうして今、日本や世界で注目を集め、企業の取り組みが広がっているのでしょうか?
SDGsとは、Sustainable Development Goals の頭文字をとったもので、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれています。2015年に国連で採択された、「世界が持続可能な社会に向けて、2016年から2030年までに目指していく目標」です。