自分の住んでいる地域で地域熱供給をしていなくても、自分の家が省エネ住宅として建てられていなくても、マンションやアパートに住んでいても、それぞれの家の中で省エネに取り組むことで、違いを生み出すことができます。
家庭の中でできる省エネ方法とその効果について、経済産業省資源エネルギー庁ホームページサイトより紹介しましょう。このサイトでは冷蔵庫や電子レンジなど家庭で毎日使用している複数の電化製品の省エネ方法が紹介されていますが、今回はガス給湯器について取り上げます(参考サイト:経済産業省 一般向け省エネ関連情報のページ)。
〇食器を洗うとき、低温に設定する。
65Lの水道水(水温20℃)を使い、湯沸し器の設定温度を40℃から38℃にし、2回/日手洗いした場合
→年間でガス8.80㎥の省エネ、約1510円の節約、CO2削減20.0㎏可能。
(1)家庭用ガスコージェネレーションシステム エネファーム
コージェネレーションとは、熱源を利用して電気と熱を同時につくることです。
つまり、家庭用ガスコージェネレーションシステムとは、ガスから電気をつくり、その排熱を給湯や暖房に利用する仕組みです。
ガスで電気とお湯を作り出すことができるので、消費エネルギーの削減に貢献します。
(2)潜熱回収型給湯器 エコジョーズ/エコフィール
ガスや灯油でお湯をつくるときの排気中に捨てられる排熱ロスを抑えたのが潜熱回収型給湯器。具体的には給湯器の熱効率を従来型給湯器の約80%から約95%までに向上しています。これにより消費エネルギーの削減に貢献します。