高田松原再生に向けた植樹開始後、初の枝打ち作業を実施!
一般財団法人ベターリビング(理事長 井上俊之)では、CO2削減に有効な高効率ガス給湯・暖房機「エコジョーズ」、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の普及にあわせて植樹活動の支援を行なう「ブルー&グリーンプロジェクト」の一環として、NPO 法人高田松原を守る会とともに、4 月23 日(土)に岩手県陸前高田市で「高田松原再生育樹祭」を開催しました。
当日は、ブルー&グリーンプロジェクト参加企業などから約60 名が参加し、守る会のメンバーやプロジェクトのイメージキャラクターである谷花音さんと一緒に、順調に成長する松の若木がさらに健やかに伸びるように願いながら、植樹後初の枝打ち作業(下枝払い)にあたりました。
白砂青松の景勝地として知られた名勝・高田松原は、2011 年の大津波で約7 万本あったとされる松が流失しましたが、防潮堤の外に新たに造成された植樹地には、2017 年からの5 年間に約4 万本(うち約1 万本を当財団が寄贈)の松が植えられ、50 年後に美しい高田松原が再生することを願って、守る会を中心とした活動が続けられています。
植樹祭からプロジェクトのイメージキャラクターを務める谷花音さんらから、松のお手入れ道具が贈呈されました。
松の若木が健やかに伸びるように願いながら、参加した総勢約60名で植樹後初の枝打ち作業(下枝払い)にあたりました。
3年ぶりに高田松原を訪れることができ、嬉しく、感慨深く思っています。2017年に植えた松苗の順調な生長を見て、「これが高田松原になるのだな」と、植樹をした時よりも確かな実感を得ることができました。今日は植樹後初めてとなる「枝打ち」に心を込めてあたらせていただきます。
主催: 特定非営利活動法人高田松原を守る会
一般財団法人ベターリビング
「高田松原を守る会」理事長鈴木善久さん
2017 年に植樹した松苗は、2m を超す苗が増え、草刈りをする時に、松の枝が込み合って、人が入れない状態となってきました。本日の育樹祭では、参加者の皆様とともに、混み合う松の枝打ちを学びたい。将来名勝に相応しい高田松原になるのを目指して、これからも 頑張ります。
住友林業株式会社
取締役常務執行役員髙橋郁郎さん
植林を生業にしている会社ですので、今回参加出来て良かったです。樹木医の先生から松の剪定の仕方などいろいろお話が聞けて、非常に生きた勉強が出来たと思います。
橋本総業株式会社
取締役専務執行役員田所浩行さん
住宅のサプライチェーン全体の環境価値の共有という意味で、非常に良いプロジェクトだと思います。これからも継続して活動に参加し、エコジョーズの拡販について尽力していきたいと思っています。
株式会社パロマ
代表取締役会長 兼 社長小林弘明さん
10年以上前の東日本大震災の時、給湯器が思うように生産出来ず悩んだこともありました。エコジョーズが1000万台を超え、環境に対する貢献や社会に関われている実感が持てて、感謝の気持ちを強く持っています。
日本ガス体エネルギー
普及促進協議会 会長沢田聡さん
我々ガス事業者として、環境に優しいエネファームやエコジョーズの普及活動を一生懸命進めていき、高田松原の再生はもちろん、ブルー&グリーンプロジェクトの更なる発展に貢献していきたいと思います。
皆さんと一緒に育樹祭に参加できることを感謝しています。
私が4 年前に植えた松がすごく成長しているということを聞いて、とても嬉しかったです。以前のような高田松原に戻るにはまだまだ長い月日がかかるとは思いますが、皆様で植えた苗が順調に成長して、新しいそして素晴らしい高田松原へ発展していくことを心から願っていくとともに、私も見守り続けていきたいと思います。