2019.4.21 第3回 「高田松原」再生植樹祭

高田松原の再生に向けた試験植栽、いよいよスタート

4/22(日)第3回の植樹祭が行われました

4月21日(日)、第3回目となる「高田松原」再生植樹祭が開催されました。
植樹祭では、岡本雅之陸前高田市副市長の来賓挨拶のほか、プロジェクトを代表し、イメージキャラクターである谷 花音さんらから陸前高田市民の方々に向けて、苗木の贈呈が行われました。
NPO法人高田松原を守る会をはじめとした陸前高田市民および当プロジェクト関係者(全国ガス事業者、ガス機器メーカー、住宅事業者など)、その他ボランティア関係者など、 総勢約260名が参加し、740本余りの苗木の植樹を行いました。今年度中に当初の植樹計画エリアの大部分の植樹作業が完了する予定です。

「高田松原」再生植樹祭当日の様子

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再生植樹祭フォトギャラリー

谷花音さんらから、花が贈呈されました。

谷花音さんらから、花が贈呈されました。

プロジェクトのイメージキャラクターの谷花音さんらから、マツ苗が贈呈されました。
植樹祭には総勢約260名が参加し、740本のマツ苗が植えられ、3年目の植樹活動のスタートを飾りました。

谷花音さんからのコメント

今回で3回目の参加ですが、毎回、自分が植えた松がどれだけ成長しているのかワクワクしています。陸前高田には新しい道路も増え、土地の区画整備も進み、日々新しい街へと変化していると感じます。
陸前高田の街や、高田松原が成長していく事を心から応援しています。私がおばあちゃんになる頃に、生まれ変わった高田松原に家族で来られたらいいなと思っています。これからもできる限り、陸前高田や、高田松原のお力になれたらいいなと思っています。

主催者挨拶より

一般財団法人ベターリビング理事長井上俊之

一般財団法人ベターリビング理事長
井上俊之

ご縁をいただき、復興の一つの事業である高田松原の再生に関わらせていただき嬉しく思っています。松林になるまで50年はかかると聞き、本当に長い時間であると感じます。去年、一昨年植えた松は、大変順調に育っていると聞いています。これも一重に、様々な形でご協力をいただいている関係者の皆様のご尽力の賜物だと思っています。あらためて皆様に感謝を申し上げます。

イベント実施体制

主催: 特定非営利活動法人高田松原を守る会
一般財団法人ベターリビング 一般財団法人日本緑化センター

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「高田松原を守る会」副会長 小山芳弘さん

「高田松原を守る会」副理事長小山芳弘さん

進む復興と松原再生

高田松原での3年目の植樹を迎えて、これまで頑張ってきたなという想いもあるし、松苗も予想以上に順調に育っていて嬉しいです。
ありし日の高田松原は「あって当たり前」で、全国にこういう松原がいっぱいあるんだろうと思っていました。ところが、全国にたった6つの国の名勝指定(2011年当時)を受けた貴重な松原であったことを知り、無くなって初めて高田松原の有難さや喪失感を感じました。同時に、「このままではダメだ、松原を再生させよう」という気持ちになりました。

支援されているボランティアや企業の方々へ

自分たちは気持ちがどんなにあっても、お金や技術的な部分で思い通りにいかなかったであろうところ、ブルー&グリーンプロジェクトで松苗を提供してもらえるなど、企業や一般ボランティアの皆様の応援があったからこそ、ここまでできました。それがなければこのような再生活動は出来なかったんです。本当に、感謝してもしきれないほど、ありがたいです。今後、大切なのは人材です。みんなに来てもらうと、本当に我々は嬉しくて、やる気が出るんです。これからもよろしくお願いします。

住友林業株式会社取締役専務執行役員光吉敏郎さん

ミサワホーム株式会社
取締役常務執行役員
庄司健吾さん

当社の新築住宅で標準採用しているエコジョーズ等が、被災地の回復に貢献できているという事を今回改めて確認でき、嬉しく思っています。

トヨタホーム株式会社専務取締役平田俊次さん

三井ホーム株式会社
取締役常務執行役員
河合淳也さん

ブルー&グリーンプロジェクトを通じて、高田松原再生植樹祭に参加出来た事を大変光栄に思います。ハウスメーカーを代表し、1本1本心を込めて植えました。

野村不動産株式会社代表取締役専務執行役員賀来高志さん

橋本総業株式会社
代表取締役社長
橋本政昭さん

私共は流通業として、多くのエコジョーズとエネファームを販売し、ここ高田松原にたくさんの松の木を植えていきたいと思っています。頑張ります。

株式会社パロマ代表取締役社長

株式会社パロマ
代表取締役会長
小林弘明さん

昨年植えた苗がすくすくと育っていたので、それが大変有難く思いました。震災から8年経ちましたが、ここに来ると気が引き締まります。会社として積極的に、より社会の役に立てるようプロジェクトに参加していきたいと思っています。

株式会社パロマ代表取締役社長

日本ガス体エネルギー普及促進協議会
事務局長
沢田聡さん

エコジョーズやエネファームなど、環境に優しいガス機器の普及拡大を通じて植樹活動を行い、豊かな緑の森を益々広げていけたらと思います。

  • 再生植樹祭
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